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良い塗料を塗れば、本当に塗装は長持ちするんですか?

『フッ素塗料は究極の塗料ともいわれ耐用年数は15年以上です。』
『光触媒塗料は外壁を長期間守り、家の廻りの空気を浄化する素晴らしい塗料です。』

最近、多くの塗装業者のホームページやチラシを見るとフッ素塗料や光触媒塗料など、 高価でグレードの高い塗料を使った塗装を勧めているケースを良く見かけますが...

塗装を長持ちさせるため、本当にそこまでグレードの高い塗料が必要なのでしょうか?

確かにフッ素系の塗料は他の塗料に比べて非常に性能が高いです。 光触媒も太陽光の力を利用して汚れを分解するという新しい技術で、汚れにくいという特性がある優れた塗料です。
しかし値段と耐用年数のバランスなどを考えると、本当にそれに見合うだけの効果が期待できるのか?
と思う場合があります。

例えば、テレビショッピングで「すごく痩せる!」「ムキムキになる!」という宣伝をしていた商品を思わず買ってしまった。 しかし実際に使ってみると、それほどの効果がなかったという経験はないでしょうか?

塗料の広告、宣伝も同じようなことが起こっていて、 誇大広告と言えるくらいの、過剰でいいかげんな表現が散乱しているのです。

また建物の外壁の材質や下地の状態によっても違うので一概には言えませんが、塗装業者が光触媒などの高級な塗料を勧めるのは、
お客様のためというよりは自分たちの会社のためという場合がほとんどです。

性能の高い塗料を使うと塗装が早くダメになったと言われる可能性は減ります。 また当然のことですが高級な塗料の方が値段が高いので、業者の売上げも多くなります。
ですから業者にとっては、高い塗料を勧めて良いことはあっても悪いことは何もないのです。

最近でこそ、新築住宅はサイディング外壁が多く、塗装も良くなってきました。
しかし一昔前の建売住宅の塗装の多くは耐用年数が5〜7年と言われている最もグレードの低いアクリル系塗料の吹き付けが一般的でした。

塗り替え、建て替えの時期や補修の計画によって違うので一概には言えませんが、 一般住宅の塗り替えにおいては、外壁の材料に合った適切な塗料を使って、技術の高い職人が丁寧な仕事をすれば、必ずしもそこまで高価な塗料は必要ないと思うのです。

「グレードの高い塗料でないとダメ!」な訳ではない
ということは、是非覚えておいてください。

塗料の種類と特徴

1光触媒塗料

大手法人の社屋や工場などの外壁塗装工事では最近、光触媒を採用することが多く、弊社でも依頼があると使用しています。 

メリットは汚れがつきにくいことです。ただし、あくまでも汚れにくい塗料であって、全く汚れないわけではありません。

デメリットは分解できる汚れの量に限界があるため、汚れが集まりやすい場所はどうしても部分的に汚れてしまうことです。
また作業性や塗料の取り扱いが難しく、よほど経験のある慣れた腕の良い職人(業者)でないと問題が起きやすいので注意が必要です。

耐用年数が20年とも30年とも言われている性能の高い塗料ですが、まだ歴史が浅く、10年ぐらいの実績しかないというのが実情です。

2遮熱塗料

読んで字のごとく熱を反射させて温度を下げる塗料ですが、表面温度が驚くほど下がるのですが、一般住宅では建物に開口部が多いため室内の温度はあまり変わらず、下がっても
約1度程度だと言われています。

大きな工場などでは2〜3度くらい違ってくることもあるそうですが、住宅ではあまり大きな変化は期待できないようです。

また塗料の表面に汚れがついたり、塗膜が劣化してくると当然効果は落ちてきます。
環境への配慮という面では良い塗料と言えるかもしれません。

3断熱塗料

基本的に塗膜の厚みで熱を遮断する方法で温度を下げる塗料です。
この塗料も遮熱塗料同様、開口部の多い住宅などでは効果は低いようです。

商品によっては塗料の表面の目が粗いため、汚れが着きやすい。また水性タイプが多いため剥離などの懸念から屋根の塗装には向きません。

しかし、外壁の仕上げ塗りの前に行う中塗りで使用するのは、汚れの心配が無いので良いかと思われます。

また遮熱塗料との違いは塗膜の厚みがあるので、表面の汚れや劣化で効果が下がりにくいところです。

この製品も耐用年数15年と塗膜の持ちの良さをうたっていますが、歴史が浅く実績があまり無いのが難点です。

4無機塗料

無機塗料の無機とは、ガラスや鉱石などの紫外線によって分解されない材質のものを指します。

特徴は劣化に強く、汚れにくく、塗膜が硬いのですが、逆にもろい、割れやすいなどの弱点もあるので、 最近では無機と有機の塗料の両方の良さをあわせ持つハイブリッド塗料という製品も出てきています。

この塗料も耐用年数20年とも30年ともうたわれていますが、まだ世に出てからあまり時間が経っておらず、実績がないのが難点です。

5フッ素系塗料(期待耐用年数15年)

今日の一般的な塗料の中では最上級の品質と性能を持つ塗料です。
フッ素というと良くフッ素加工のフライパンやホーローパネルなどをイメージされるのですが、それとは別物です。

ですからある程度の年数が経つと当然退色、劣化が起こりますが、そうなってくれないと逆に次の塗り替え時に重ね塗りとなり、密着が悪くなるので困ります。

6シリコン系塗料(期待耐用年数8〜11年)

フッ素には劣りますが、品質も高く、お値打で塗り替え周期にあっている塗料です。

5年くらいを境に色によって(特に濃い色)は退色が徐々に目で確認出来るようになるので、美観重視の方には少し物足りないかもしれません。
(ただし建物の維持という意味ではまったく問題は無く、次の塗り替え時期まで下地を傷める心配はありません。)

7ウレタン系塗料(期待耐用年数7〜9年)

一昔前には画期的な性能を持ち優秀な塗料だといわれていました。

持ちが良く、艶や密着も良い、今のシリコン系、フッ素系の原点となった塗料です。
今でも付帯部や天井などでは良く使用されます。

8アクリル塗料

20年ぐらい前には最もスタンダードだった、安価な塗料です。最近では塗り替えに使われることは少なくなりましたが、新築住宅などでは現在でも時々使われています。
決して持ちが悪いというわけではありませんが、退色はかなり早いです。

9大手ハウスメーカーで建築した住宅の塗料

大手ハウスメーカーの比較的新しい建物の外壁塗装は、特に慎重に考えて行う必要があります。 どうしても大手メーカーに頼むと値段が割高に感じてしまう (実際に塗装専門店に頼むより費用がかかるケースが多い)のですが、 多少値段が高くてもメーカーに直接頼んだほうが良いケースも多いです。

理由の1つは材料の問題です。
実際、大手ハウスメーカーは塗料メーカーと提携して自社の建物の外壁と相性の良い下塗り材を開発しています。 そして、その下塗り材はそのハウスメーカー経由でないと入手できません。 つまり一般の業者はその外壁に一番相性の良い材料は使えないのです。

2つめはアフターフォローの問題です。 大手ハウスメーカーは値段が高いだけあって何か不具合がおこった場合の対応が非常に速く、責任をもって対応してくれるのが一般的です。
それは、そのための人員やサービス体制が整っているからです。

外壁のタイプや下地の種類によって、様々なケースがあるので一概にはいえませんが専門知識の豊富な塗装業者によく話を聞いたうえで、 その外壁に適した塗料(材料)を使って塗り替えをしてもらう事をおすすめします。

まとめ

最近チラシやネット上などでも、この塗料は耐用年数が15年だ!20年だ!30年だ!とやたらと長持ちすることをアピールしているケースをよく見かけます。
しかし、それは実際の建物に塗装した実績ではなく、どこかの研究室で出された実験データに基づく理論値によってうたわれている場合がほとんどです。

過去にも耐用年数が画期的に長いというような凄い塗料が世に出てきましたが、数年後にはその製品どころか会社さえ無くなってしまったということがありました。
一概に真新しい塗料が悪いというわけではないのですが、間違ったとらえ方をしたり、過剰な商品アピールに惑わされないで欲しいのです。

私が実際に現場調査にお伺いした際、外壁の種類や状態をよく見させて頂いた上で、お客様に今後のライフプランなども含めてお話を聞くと、 ほとんどの場合、特別高価でない一般的な塗料で十分だというケースが非常に多いです。

ですから業者の過剰な宣伝やアピールに惑わされることなく、本当に自分たちの家にとって必要な塗料を使用されるのがベストだと思います。

【追伸】
上記の説明はそれぞれの製品を決して否定するものではありません。
弊社も依頼を受ければ使用している商品も多数あります。
実際の塗料を見て、詳しく説明できるショールーム&相談室もあります。
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