2015年04月15日
よくお見積もりを提出しに伺うと、最後にもう少し値引きできないか?とたずねられますが、やはり消費者様側としては少しでもお値打ちに工事を済ませたいと思うのは勿論のことだと思います。
但し値引も無理にお願いしたり、これだけ値引きしたら御社にお願いするよ、などなど値引きに成功してお徳感を味わうのは大変危険な事になるケースも考えられます。
純粋に会社の利益を削ってその分を値引きすれば何の問題も有りませんが、殆どのケースではそのしわ寄せは末端の業者が受けることなります。
よくよく考えると、会社は利益を残す為に運営しています。少なくても元請けの会社は決まったパーセンテージの利益を抜きます。そうなると下請け会社は規定より安い値段で請け負う事になります。そこで大きく二つに分かれ赤字でもしっかりした仕事をしていく業者と、値段に見合った仕事をしていく業者とに分かれます。前者の場合はいいですが、後者の場合は必ず手抜き工事になります。それも上手に分からないように(-。-;
現在のマンションの大規模修繕工事ではその殆どが手抜き工事になっています。弊社にもたまに困った時に依頼があるのですが、物理的に不可能な金額でお願いされ、弊社では勿論お断りしますが、それを普通に請け負う業者や酷いと更にそのまた下請けに仕事が流れる事もよくあります。
そんな話を聞くと怖くて何処に頼むのが良いか分かりませんが、私がよくお話しするのはまずは超大手ハウスメーカーです。正直金額は非常に高いです。しかし安心度は何処にも負けません。一昔前は大手ハウスメーカーでも新築ベースだった為に、リフォームには力を入れおらず若干お粗末なケースもありましたが、近年では新築があまり売れない為にリフォームに力を入れているので、徹底管理をしていますのでよほど担当者が悪く無い限りは安心だと思います。
あとは弊社も駆け出しの頃に法人営業していて、営業に行く目安として会社の想いや方向性がしっかりしていて、お客様もリピートや紹介が多く、下請けを大切にしている会社です。そんな会社は下請けを使っていても安心ですが、但しなかなか外部からは分かりにくいですね。
最後は塗装専門で行っている会社です。足場や防水などは下請けを使うのはより専門性を求める意味ではいいと思いますが、メインの塗装はこだわりを持った専門業者であまり下請けに振らない会社が狙い目です。
よく塗り替え専門店と謳っていますが、塗装の塗の字もないど素人同然の方が塗装について熱く語っているのを見かけますが余程、代々続く大手塗装会社でない限りは問題外です。
ホームページなどを隅から隅まで見れば何となく分かりますので、是非参考にして下さい。
少し値引きから話しが逸れましたが、最初から出来上がった商品と違い、後からしか仕上がりが確認出来ず、他社と同等の見積もり内容はまず無理だと思いますし、値段に執着する程怖いものはありません。
是非これを参考に業者選びを成功させて下さい。
カテゴリ:外壁塗装お役立ち情報|日時:2015年04月15日13:44|コメント(0)
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